さて今回は、これからもアンドロイドスマートフォンを使っていく上で、知らないと絶対に損をするデータ通信の話をしよう。これを知るまで私はGalaxy S(Android 2.3)で、ネットサーフィンをやりまくってた。おかげでデータ通信が正常にも関わらず、まったく通信ができないという状態に陥ってしまったことが何回かあった。「あれ?あれれ??」と何回も思ったことか!
そうならないように、この機会に各社のデータ通信に関する注意事項を知っとこう!
では早速、今日の報告、あ…ありのまま「無駄なことしてない!?アンドロイドの知らないと絶対に損をする話をするぜ!《データ通信のご利用は計画的に》」をはじめよう。
通常スマートフォンなどのモバイルデータ通信サービスは必ず定額プランに入る。docomoスマートフォンだったら、パケ・ホーダイ・ダブルもしくは、パケ・ホーダイ・フラットに必ず加入する。そうしないと、1回のフルブラウザ利用で約\3000円も取られてしまうからだ。しかし、使い放題とうたっていても、実際には一定期間にdocomo側が設定している通信量を超えてしまうと、その後しばらく通信速度を落とされてしまう場合がある。制限時の通信速度は128kbps(16KBps)と非常に遅く、動画・音声・高画質な画像などの送受信はまともにできなくなるのだ。これはdocomoに限った話ではなく、各社そのような制限を設けている。(1KBps=1024kbps)
それでは各社それぞれの速度制限に関する項目を確認していこう。
docomoのパケ・ホーダイ・フラットなどの場合
当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット(366MB)を超過した場合
私はGalaxy Sを使っているので、docomoのHPによればFOMAハイスピードが使えるらしい。それによれば、受信時最大14Mbps(1750KBps)、送信時最大5.7Mbps(712.5KBps)の高速パケット通信なのだそうだ。単純に考えると、制限を受けたときの通信速度は元の受信速度の1/109倍、送信は1/45倍となる。これはあまりにも遅い!!
300万パケット(366MB)なんてあっという間に超えるような... スマートフォンなんてパケ・ホーダイ・ダブルに加入したところで、上限額がデフォルトだろうに...
docomoXIのパケ・ホーダイ・フラットなどの場合
通信量が7GBを超えた月の月末まで128kbpsに制限
2GBごとに別途2,625円払えば、受信時最大75Mbps(9375KBps)、送信時最大25Mbps(3125KBps)(Xiエリアの一部に限る)が利用できる。これを利用して回避できたとしても、当日を含む直近3日間のデータ量が約1GB超過すると制限がかかる。
ぶっちゃけゴミやん、コレ...
au ISフラットなどの場合
当日を除く直近3日間に300万パケットを超過した場合
ご利用制限について
ネットワーク混雑回避のために一部のお客さまの21時〜翌1時の通信速度を制限させていただいております。
前々月300万パケット (着うたフル 約250〜300曲分に相当) 以上のご利用があったお客さまが制限の対象となります。スマートフォンご利用の場合、直近3日間 (当日は含みません) に300万パケット以上のご利用があったお客さまが対象となり、終日制限されます。
au +WiMAXの場合
今のところなし。
ただし、2012年10月より、CDMA(3G)で5GB以上通信した月は月末まで速度制限される予定
「+WiMAX」対応スマートフォンを対象にCDMAでの通信量が月間5ギガバイトを超過した場合、それ以降月末までのCDMAでの通信速度を制限する旨ご案内しておりますが、「DATA08W」もその対象に追加させていただきます。WiMAXでの通信は、速度制限なくご利用いただけます。また、この通信速度制限の開始時期を「2012年2月」としておりましたが、「2012年10月」に変更します。
ソフトバンク パケットし放題フラットの場合
前々月の月間パケット通信量が1,000万パケット(約1.2GB)を超過した場合、当月1ヵ月間、速度制限が課せられる。
ソフトバンク 4Gデータし放題フラットの場合
料金プランについて
2012年10月以降、毎月ご利用のデータ量が5Gバイトを超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大128Kbpsに制限いたします。
2012年10月以降、別途お申し込みいただくことで5Gバイト以内の通信速度と同じ通信速度でご利用いただくことができます(5Gバイト超過後、2Gバイトごとに2,625円かかります)。
その他、当日を除く間近3日間のパケット通信量が839万パケット(約1GB)を超過した場合、当日に制限が課せられる。
イー・モバイル スマートプラン
24時間内で(1日で)300万パケット(366MB)超過した場合、21時〜翌2時の間に速度制限が課せられる。
イー・モバイル LTE
LTEにおいては2014年5月から、通信量が10GB超えた月も月末まで速度制限される予定
上のイー・モバイル スマートプランと同じ速度制限が課せられる。(つまり重複する。店頭で聞いてきた。)
UQ WiMAX
今のところなし。速度制限を課す予定もなし。
日本通信 b-mobileSIM U300
当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット(約366MB)超過、または1ヶ月1000万パケット(1.2GB)超過したとき。
ご利用について
本サービスの通信速度は、上り下りともに300Kbps(37.5KBps:ベストエフォート)になります。
お客様間の公平を確保するため、 特にご利用の多いお客様(当日を含む直近3日間の通信量の合計が300万パケット(360MB相当)以上、または1ヶ月間の通信量の合計が1000万パケット(1.2GB相当)以上 )に対しては 通信の速度を制限する場合があります。
下線部にある通り、日本通信の定額サービスU300は、もともと300kbpsの低速サービスであるため、無理な使いかたをしなければ、1ヶ月1.2GBを超過することは少ないと考えられる。
以上、「無駄なことしてない!?アンドロイドの知らないと絶対に損をする話をするぜ!《データ通信のご利用は計画的に》」に関する報告だ。
(`^´ゝYes,sir!
そういえば1月中くらいに、私の研究室のボスが「携帯端末の通話料金+通信料を最も安くするには?」ということを話してた。ちなみにボスは、ちゃんと使える状態でdocomo・au・ソフトバンク3社の携帯端末を持っている。それでも、ボスの1カ月の通話料金+通信料は合計\9,800円くらいと言っていた。端末料金もそれほどか支払っていないらしい。普通だったら通信料だけでも1万超えるぜ...
その話は後日に...
今回の原文はこちらから。